2011年03月04日

Re:曼荼羅についてのお尋ね

SM様、「POCS」MLの皆様
SKです。
いつも、お世話様です。

SM様の投稿Cに対して回答させていただきます。

C桂昌院が宗覚に書かせた「元禄両界曼荼羅」の画像から伝
 わる霊的雰囲気は随分ステージが低いと感じる。他の機会
 で見た別のものは、例えば大日如来では威厳、慈悲、神聖
 において隔絶の感があった。空海以後、密教の大成者が
 現れていないようだが、関係があるのでは?

空海の法灯は、中興の祖、覚鑁に至り、浄土思想が空海密教に取り入れられました。
ここで、空海密教は長成期に至ったと思っております。
覚鑁は、真言宗智山派、豊山派の開祖ですね。



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2011年03月01日

曼荼羅についてのお尋ね

Mさん、Iさん、創造目的学会の皆さんこんにちは。
豊島区の方のSMです。

貧乏暇なしで、皆さんの投稿を読むだけの日々が続いております(もうしばらく、この状態が続きそうです。お許し下さいませ)。

さて、最近ふとしたことで空海に関心が及び、色々書物を尋ねています。2・3疑問が起きましたので、皆さんにお尋ねしたくこのように投稿しています。

@密教では胎蔵界曼荼羅を女性、金剛界曼荼羅を男性と
 説いているがこれは逆なのでは?

A密教の修法では、身口意の三密に即身成仏の最大の秘儀
 があると説いているがこれは果たしてモデル化(一般化)
 が可能なものなのか?
 また、どういったメカニズムになっているのか?

B上記に関連するが、「印(ムドラー)」と「チャクラ」の
 関連については?

C桂昌院が宗覚に書かせた「元禄両界曼荼羅」の画像から伝
 わる霊的雰囲気は随分ステージが低いと感じる。他の機会
 で見た別のものは、例えば大日如来では威厳、慈悲、神聖
 において隔絶の感があった。空海以後、密教の大成者が
 現れていないようだが、関係があるのでは?

SK様が空海にお詳しいと存知あげております。
お忙しくなければ色々教えて頂きたいと思っております。



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2011年02月19日

Re:プレアダマイト説

プレアダマイトは今村光一訳のスウェーデンボルグ説だと未熟な霊人体を備えていたとされているのですが、天界の秘儀の中にそのような内容があるか確認中です。

また、聖書の歴史が6千年と非常に短いことや、アベルが家畜を養いカインが畑を耕したと書いてあることから農耕が始まっていたと考え、クロマニヨン人の発生よりもアダムはもっと後ではないかとかいろいろな問題があり、
もし、霊人体がない人もどきがいたとするならどの能力を持っていたと考えられるかと、いろいろな問題があります。



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2011年02月09日

プレアダマイト説

> 神様の創造目的からみて、
> 霊人体を持たない動物と霊人体を持つ人間との間には子供は出来なかったと思います。


これは先日S先生がおっしゃっていた家庭的四位基台とも関連しますね。

片方に霊人体があり、もう片方に霊人体がない場合、家庭的四位基台が成立しないじゃないですかね。
したがって、やはり、霊人体のある人間とない動物の間には子は出来ないでしょう。



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2011年02月04日

Re:Re:Re:Re:意味に満ちた宇宙 プレアダマイト説

> IDは、知的な要因が間接的だろうと直接的だろうとあればよいという考えなので、
> 宇宙人が創ってもよいと言うようなものになってしまうし、
> 地球が生命体で知性を持っていても良いと言う感じで、
> 根本的な神様にはつながりにくく自然崇拝的にももっていけるところがあります。


なるほど、IDでは心情的な世界を語っていないですものね。


> ところで、ある人がプレアダマイト説を推していますが、
責任分担が得られた人間から本当の人間でそれ以前にも人間はいたと言うような話はありえると思いますか?
> 私は、そうなると非常に堕落論の観点があいまいになってしまうと思うのですが?
> 私は、聖書の歴史は摂理歴史であるので、神が復帰摂理をなさらなかったときは省略がされていると思いますので、その間に聖書にはない様々な事件があることも考えられると言う観点を持ち、
> 堕落したのはあくまでも霊肉両方をはじめて持つことが出来た人類始祖という理解に立つべきだと思いますが、皆さんはどう思われますか?


「プレアダマイト」で検索したら以下のようなホームページが出てきました。

「珍訳・旧約聖書」創世記 第四話 仮想動物「ヒトもどき」
http://www42.tok2.com/home/omdoyok/Essay/creation/Creation_04.htm

プレアダマイト(ヒトもどき)と人間との間に性的関係があって子孫を増やしたと言っているようですね。
しかし、これはたぶん違うと思います。

肉体としては、アダムが誕生する前に人間に匹敵するまで進化があらかじめ進んだとは思います。
神様は、肉体的な準備が完全に整ってから、アダムとなる肉体に霊を注いだとは思いますが、
霊人体をもつアダムとエバが誕生してからは、霊人体を持たない動物と霊人体を持つ人間とは明確に区別されたと思います。

神様の創造目的からみて、
霊人体を持たない動物と霊人体を持つ人間との間には子供は出来なかったと思います。


みなさんはいかが思われますか?



posted by pocs at 16:03| Comment(0) | 共生理論と創造目的の世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月06日

Re:Re:Re:意味に満ちた宇宙

IDは、知的な要因が間接的だろうと直接的だろうとあればよいという考えなので、
宇宙人が創ってもよいと言うようなものになってしまうし、
地球が生命体で知性を持っていても良いと言う感じで、
根本的な神様にはつながりにくく自然崇拝的にももっていけるところがあります。

ところで、ある人がプレアダマイト説を推していますが、
責任分担が得られた人間から本当の人間でそれ以前にも人間はいたと言うような話はありえると思いますか?

私は、そうなると非常に堕落論の観点があいまいになってしまうと思うのですが?

私は、聖書の歴史は摂理歴史であるので、神が復帰摂理をなさらなかったときは省略がされていると思いますので、その間に聖書にはない様々な事件があることも考えられると言う観点を持ち、

堕落したのはあくまでも霊肉両方をはじめて持つことが出来た人類始祖という理解に立つべきだと思いますが、皆さんはどう思われますか?



posted by pocs at 13:42| Comment(0) | 共生理論と創造目的の世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

Re:Re:意味に満ちた宇宙

最終的には「神様の創造目的」が何であるか、家庭的四位基台に結論が行かないと、世俗主義(自分を中心とした功利主義)を超えられないと思います。



posted by pocs at 15:54| Comment(0) | 共生理論と創造目的の世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

Re:意味に満ちた宇宙

ID理論はどうしても焦点がぼやけている感じがするのですが、

それは統一原理を知らないことが第一の理由だと思います。



ラベル:ID理論
posted by pocs at 17:45| Comment(0) | 共生理論と創造目的の世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月30日

意味に満ちた宇宙

「意味に満ちた宇宙」を買ってきました。
https://www.amazon.co.jp/dp/490105368X/

まだ、ぺらぺらとめくって見てみただけですが、
存在世界に内在する「意味」を捉えようとしています。

目についてどのように考えるかが訳者解説にもあるのですが、
目については創造目的学会の趣意書にもありますので、
比較するのにちょうどよいので抜粋してみますと、
「議論は、眼の進化ということでなく、視力(見ること)の進化についてでなければならない」
とあります。

やはり、意味を問うているようです。



ラベル:意味
posted by pocs at 09:23| Comment(0) | 共生理論と創造目的の世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月07日

Re: リチャード・ドーキンス博士への質問のメール 日本語

ドーキンス博士にお送りしたメールは、だいたい以下のような内容です。


> Dear Prof. Richard Dawkins,
>
> I have read your book titled 'The Selfish Gene'.
> It was very interesting and I have learned many things.
> I do, however, have some questions.
>
> I would really appreciate it if you answered the following questions.

リチャード・ドーキンス博士

私は博士のお書きになった「利己的遺伝子」を拝読させていただきました。
とても面白く、多くのことを学ぶことができました。
しかし、いくつか質問したいことがございます。

もしお答えいただけましたら、幸いでございます。


> 1. On page 15, you mention the birth of the replicator.
>
> The problem here is that not only affinity adsorption but also breakdown
> is necessary to create copies.
>
> The replicator cannot be constructed unless these 2 events occur in
> sequence.

15ページに、自己複製子のことが書かれています。

ここでの問題は、親和性による吸着だけでなく分解もなければ、
コピーは作れないということです。

自己複製子はこの2つが順番に起こらなければ構成できません。

>
> If each building block only has the property of affinity, it would only be
> able to adsorb another building block but not break it down.
>
> Because they are molecularly stable, the blocks will permanently exist in
> this attached state.

それぞれの構成要素が親和性だけしか持ち合わせていなければ、
他の構成要素を吸着するだけで、分解はしないでしょう。

これは分子的に安定なので、吸着した構成要素はずっとそのままの状態でしょう。

>
> Therefore, I think that there is a discrepancy in your explanation
> regarding the existence of only an affinity property.
>
> Further, I think that the existence of the replicator requires the
> simultaneous existence of the Splitter which splits
> them into the state that they existed
> in prior to adsorption.
>
> What are your views in this regard?

それゆえ、親和性についてしか言及していない博士の説明には矛盾がある
と思います。

さらに、自己複製子が存在するためには、
吸着する前の存在状態に戻す分割子が
同時に必要だと思います。

これについて、どう思われますか?


> 2. On page 19, you mention that
> 'Other replicators perhaps discovered how to protect themselves, either
> chemically or by building a physical wall of protein around themselves.
> This may have been how the first living cells appeared'.
>
> Considering that only the chemical reaction occurs, the following
> statement holds true.
> 'The first survival machines probably consisted of nothing more than
> a protective coat'.


19ページに、先生は、
「おそらくある自己複製子は、
化学的手段を講じるか、あるいは身のまわりにタンパク質の物理的な壁を
もうけるかして、身をまもる術を編みだした。
こうして最初の生きた細胞が出現したのではなかろうか。」
とおっしゃっています。

化学反応しか起こらなかったことを考えると、
「最初の生存機械は、おそらく保護用の外被の域を出なかったであろう。」
という内容は正しいと思われます。

>
> However, the presence of a protective coat would require extracellular
> interaction, and it would be impossible for replicators to replicate and
> multiply.
>
> In the existing cell model, the cell membrane is closely associated with
> the intracellular functioning of the cell.

しかしながら、保護用の外被の存在は、細胞外との相互作用を必要とし、
自己複製子の複製・増殖を不可能とします。

現存する細胞の細胞膜は、細胞内部の機能と密接に結びついております。

>
> Without these functions, the protective coat would result in the death of
> the replicators, and the evolution process would have been terminated.
>
> Therefore, from a scientific point of view it is clearly impossible for a
> structure like a cell, to form only as a result of a chemical reaction,
> as you say.
>
> What are your views in this regard?

もしこれらの機能がなければ、保護用の外被の存在は自己複製子の死を意味し、
進化の過程はここで止まってしまうことでしょう。

それゆえ、科学的見地からは、先生がおっしゃっているように、
化学反応だけから細胞のようなものが出来るということは、
明らかに不可能です。

これに関してどのようにお考えになりますか?


> 3. On page 21 it is mentioned that
> 'The original replicators may have been a related kind of molecule to DNA,
> or they may have been totally different. In the latter case we might say
> that their survival machines must have been seized at a later stage by DNA'.
>
> I do not quite understand the sudden association with DNA in the present
> context.
>
> Please can you clarify this?

21ページには、
「最初の自己複製子はDNAに類縁の近い分子であったかもしれないし、
まったく異なるものであったかもしれない。もし異なるものであったとすれば、
彼らの生存機械は、時代がたってからDNAによって乗っ取られたのでは
ないかと思われる。」
と書かれています。

しかし、私には、DNAとの関連がここで突然出てきたのでまったく理解できません。


ここのところは明確に出来ますでしょうか。


> 4. On page 23 you mention that 'This brings me to the second important
> thing DNA does. It indirectly supervises the manufacture of a different
> kind of molecule-protein'.
>
> Further, you add that 'Making proteins may seem a far cry from making a
> body, but it is the first small step in that direction'.
>
> I think that there is a large gap in this logic because synthesizing
> foreign object, e.g. protein, does not contribute to replication directly.


23ページで、先生は、
「ここで、DNAのおこなっている第二の重要なことへ話が移る。DNA
は別の種類の分子であるタンパク質の製造を間接的に支配している。」
とおっしゃっています。

さらに、
「タンパク質をつくることは、体をつくることとはひどくかけ離れているように
思われようが、その方向への小さな第一歩なのである。」
と付け加えておられます。

タンパク質という異物を合成することは自己複製に直接貢献しませんので、
ここには非常に大きな論理的ギャップがあると思います。



>
> At the very beginning, when proteins were first synthesized, the replication
> efficiency may have decreased; therefore, the DNA that was responsible
> for synthesizing these proteins may have been destroyed.
>
> Therefore, it is practically impossible for DNA to synthesize proteins.
>
> What is your opinion on this?

タンパク質が合成されるようになった当初から、
それは自己複製の効率を下げますから、
タンパク質合成に関わったDNAは淘汰されてしまったと考えられます。

したがって、DNAがタンパク質を合成するというのは実質的に不可能
だと思われますが、いかがでしょうか?


> 5. On page 23 you say
> 'The DNA instructions have been assembled by natural selection'.
>
> However, this statement is misleading because natural selection cannot be
> used as an argument unless reference is being made to the development of
> the manufacture of bodies.

23ページで先生は、
「DNAの指令は自然淘汰によって組立てられてきたのである。」
とおっしゃっていますが、

これには語弊があります。

なぜなら、体を作り上げることがどうやって出来たのかを言わなければ、
自然淘汰は言えないからです。

>
> On page 24 you say
> 'Now, natural selection favours replicators that are good at building
> survival machines, genes that are skilled in the art of controlling
> embryonic development'.
>
> Further, you say that 'The same old
> processes of automatic selection between rival molecules by reason
> of their longevity, fecundity, and copying-fidelity, still go on as
> blindly and as inevitably as they did in the far-off days'.

24ページで先生は、
「今では、自然淘汰は生存機械をつくることのうまい自己複製子に、
つまり、胚発生を制御する術にたけた遺伝子に有利にはたらく。」
とおっしゃり、
さらに、
「寿命の長さ、多産性、複製の忠実度によるライバル分子間の自動的
淘汰という同じく古いプロセスは、
今なお遠い昔と同様に盲目的に避けがたく続いている。」
とおっしゃっています。

>
> How do longevity, fecundity, and copying-fidelity lead to the evolution of
> genes involved in the control of embryonic development?
>
> The characteristics of longevity, fecundity, and copying-fidelity are
> totally unrelated to the control of embryonic development.
>
> Therefore, controlling embryonic development cannot be explained by
> natural selection.
>
> What is your opinion on this matter?

しかしながら、寿命の長さ、多産性、複製の忠実度がどうして胚発生を制御する
ように遺伝子を進化させたでしょうか?

寿命の長さ、多産性、複製の忠実度という特性は、
胚発生の制御とはまったく関係がありません。

よって、自然淘汰で胚発生の制御を説明することは出来ません。

この点についてはどのように思われますでしょうか?


> 6. On page 69 you mention the evolutionarily stable strategy.
>
> Here, I think we have to pay attention to the fact that 'A "strategy" is a
> pre-programmed behavioural policy'.
> (p.69)
>
> All of the examples of strategy written in this book are 'pre-programmed'.
>
> On the basis of the definition of 'pre-programmed', I cannot but say that
> the strategies had been devised before the process of natural selection
> began.
>
> What are your views on this?

69ページで、先生は、進化的に安定な戦略についておっしゃっています。

ここで、注目しなければならないと思うことは、
戦略は前もってプログラムされている、
ということです。

この本に書かれている戦略の例は、みな、「前もってプログラム」されています。

「前もってプログラムされている」という意味に基づいて考えてみれば、
戦略は、自然淘汰が始まる前に作り上げられていた、
と言わざるを得ないのではないでしょうか?

この点についてどうお考えになるでしょうか?



posted by pocs at 15:58| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする