2012年03月06日

Re:Re:唯物論では説明できないもの

創造性ということを言っていましたら、
Sさんから送っていただいたもう一つの資料である
S先生の発表資料は
「統一医学の定立とその展開
 〜脳科学の観点からみた「創造性」について」
でした。


読んでいて思ったことは、
創造性は脳内における情報の伝達作用では説明できないだろう
ということでした。

ラジオにしてもコンピュータにしても情報の伝達はなされますが、
それで意識が生まれるということはありません。
物質の中を流れる情報波は100%それを送受信する物質に起因しており、
100%解析可能です。
ですから創造性という解析不可能な要素が入る余地はないと思います。

むしろ、創造性とか自我意識とか、そして価値の認識といったものは、
神と人間との父子の関係に起因するものだとしか言えないのでは
ないだろうかと思いました。

またそれをエネルギーと呼ぶならば、そのエネルギーは明らかに
物質に起因するエネルギーではないと言えると思いました。



posted by pocs at 22:52| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月28日

Re:Re:唯物論では説明できないもの

Mです。

> 私は唯物論では説明できないものとして価値生活を人間がする
> ということをあげます。もし移り変わるだけの物質であるなら
> 価値を追求する必要があるでしょうか?

人間の営みはまさに価値の追求であり、創造性ですね。
確かに価値生活は動物にはないですね。

唯物論で動物が道具を使用するようになったのはなぜか
という問題に対して、この価値という説明が出来ないがゆえに、
振り回していたらたまたまうまく食べ物が取れた、
などという説明をしますが、
これはうそですね。

動物たちが道具を使う場合はもとから本能として
備えられていた能力であるし、
人間が道具の使い方を発展させられるのは
価値を意識することが出来るからに他なりません。

サルが道具を使うようになって人間になったという説明は
完全に間違っていますね。



posted by pocs at 12:48| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月31日

Re:唯物論では説明できないもの

Iです。

私は唯物論では説明できないものとして、価値生活を人間がするということをあげます。
もし移り変わるだけの物質であるなら価値を追求する必要があるでしょうか?

統一思想要綱には

「生心の機能は真善美と愛の生活、すなわち価値生活を追求する。ここで愛は、生命の源泉であると同時に真善美の基盤である。したがって、愛を中心とした真善美の生活が価値の生活である。

人間の価値生活には自分自身が価値を追求して喜ぶという面もあるが、価値を実現して他人を喜ばせるというのがより本質的な面である。
したがって価値生活とは『ために生きる』愛の生活、すなわち家庭のため、民族のため、国家のため、人類のために生きる愛の生活なのである。

そして究極的には神のために生きるということである。」

とあります。



ラベル:唯物論 価値生活
posted by pocs at 18:17| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月05日

唯物論では説明できないもの

たとえば、先日ご紹介しました利他的行動などは、

ヒトの利他行動の研究

唯物的な説明では説明するのが困難だと思われます。

また、自我意識も、実は唯物論では説明できないものであると思います。

これ以外にもいろいろあると思われますが、いかがでしょうか。



posted by pocs at 14:58| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月07日

Re: リチャード・ドーキンス博士への質問のメール 日本語

ドーキンス博士にお送りしたメールは、だいたい以下のような内容です。


> Dear Prof. Richard Dawkins,
>
> I have read your book titled 'The Selfish Gene'.
> It was very interesting and I have learned many things.
> I do, however, have some questions.
>
> I would really appreciate it if you answered the following questions.

リチャード・ドーキンス博士

私は博士のお書きになった「利己的遺伝子」を拝読させていただきました。
とても面白く、多くのことを学ぶことができました。
しかし、いくつか質問したいことがございます。

もしお答えいただけましたら、幸いでございます。


> 1. On page 15, you mention the birth of the replicator.
>
> The problem here is that not only affinity adsorption but also breakdown
> is necessary to create copies.
>
> The replicator cannot be constructed unless these 2 events occur in
> sequence.

15ページに、自己複製子のことが書かれています。

ここでの問題は、親和性による吸着だけでなく分解もなければ、
コピーは作れないということです。

自己複製子はこの2つが順番に起こらなければ構成できません。

>
> If each building block only has the property of affinity, it would only be
> able to adsorb another building block but not break it down.
>
> Because they are molecularly stable, the blocks will permanently exist in
> this attached state.

それぞれの構成要素が親和性だけしか持ち合わせていなければ、
他の構成要素を吸着するだけで、分解はしないでしょう。

これは分子的に安定なので、吸着した構成要素はずっとそのままの状態でしょう。

>
> Therefore, I think that there is a discrepancy in your explanation
> regarding the existence of only an affinity property.
>
> Further, I think that the existence of the replicator requires the
> simultaneous existence of the Splitter which splits
> them into the state that they existed
> in prior to adsorption.
>
> What are your views in this regard?

それゆえ、親和性についてしか言及していない博士の説明には矛盾がある
と思います。

さらに、自己複製子が存在するためには、
吸着する前の存在状態に戻す分割子が
同時に必要だと思います。

これについて、どう思われますか?


> 2. On page 19, you mention that
> 'Other replicators perhaps discovered how to protect themselves, either
> chemically or by building a physical wall of protein around themselves.
> This may have been how the first living cells appeared'.
>
> Considering that only the chemical reaction occurs, the following
> statement holds true.
> 'The first survival machines probably consisted of nothing more than
> a protective coat'.


19ページに、先生は、
「おそらくある自己複製子は、
化学的手段を講じるか、あるいは身のまわりにタンパク質の物理的な壁を
もうけるかして、身をまもる術を編みだした。
こうして最初の生きた細胞が出現したのではなかろうか。」
とおっしゃっています。

化学反応しか起こらなかったことを考えると、
「最初の生存機械は、おそらく保護用の外被の域を出なかったであろう。」
という内容は正しいと思われます。

>
> However, the presence of a protective coat would require extracellular
> interaction, and it would be impossible for replicators to replicate and
> multiply.
>
> In the existing cell model, the cell membrane is closely associated with
> the intracellular functioning of the cell.

しかしながら、保護用の外被の存在は、細胞外との相互作用を必要とし、
自己複製子の複製・増殖を不可能とします。

現存する細胞の細胞膜は、細胞内部の機能と密接に結びついております。

>
> Without these functions, the protective coat would result in the death of
> the replicators, and the evolution process would have been terminated.
>
> Therefore, from a scientific point of view it is clearly impossible for a
> structure like a cell, to form only as a result of a chemical reaction,
> as you say.
>
> What are your views in this regard?

もしこれらの機能がなければ、保護用の外被の存在は自己複製子の死を意味し、
進化の過程はここで止まってしまうことでしょう。

それゆえ、科学的見地からは、先生がおっしゃっているように、
化学反応だけから細胞のようなものが出来るということは、
明らかに不可能です。

これに関してどのようにお考えになりますか?


> 3. On page 21 it is mentioned that
> 'The original replicators may have been a related kind of molecule to DNA,
> or they may have been totally different. In the latter case we might say
> that their survival machines must have been seized at a later stage by DNA'.
>
> I do not quite understand the sudden association with DNA in the present
> context.
>
> Please can you clarify this?

21ページには、
「最初の自己複製子はDNAに類縁の近い分子であったかもしれないし、
まったく異なるものであったかもしれない。もし異なるものであったとすれば、
彼らの生存機械は、時代がたってからDNAによって乗っ取られたのでは
ないかと思われる。」
と書かれています。

しかし、私には、DNAとの関連がここで突然出てきたのでまったく理解できません。


ここのところは明確に出来ますでしょうか。


> 4. On page 23 you mention that 'This brings me to the second important
> thing DNA does. It indirectly supervises the manufacture of a different
> kind of molecule-protein'.
>
> Further, you add that 'Making proteins may seem a far cry from making a
> body, but it is the first small step in that direction'.
>
> I think that there is a large gap in this logic because synthesizing
> foreign object, e.g. protein, does not contribute to replication directly.


23ページで、先生は、
「ここで、DNAのおこなっている第二の重要なことへ話が移る。DNA
は別の種類の分子であるタンパク質の製造を間接的に支配している。」
とおっしゃっています。

さらに、
「タンパク質をつくることは、体をつくることとはひどくかけ離れているように
思われようが、その方向への小さな第一歩なのである。」
と付け加えておられます。

タンパク質という異物を合成することは自己複製に直接貢献しませんので、
ここには非常に大きな論理的ギャップがあると思います。



>
> At the very beginning, when proteins were first synthesized, the replication
> efficiency may have decreased; therefore, the DNA that was responsible
> for synthesizing these proteins may have been destroyed.
>
> Therefore, it is practically impossible for DNA to synthesize proteins.
>
> What is your opinion on this?

タンパク質が合成されるようになった当初から、
それは自己複製の効率を下げますから、
タンパク質合成に関わったDNAは淘汰されてしまったと考えられます。

したがって、DNAがタンパク質を合成するというのは実質的に不可能
だと思われますが、いかがでしょうか?


> 5. On page 23 you say
> 'The DNA instructions have been assembled by natural selection'.
>
> However, this statement is misleading because natural selection cannot be
> used as an argument unless reference is being made to the development of
> the manufacture of bodies.

23ページで先生は、
「DNAの指令は自然淘汰によって組立てられてきたのである。」
とおっしゃっていますが、

これには語弊があります。

なぜなら、体を作り上げることがどうやって出来たのかを言わなければ、
自然淘汰は言えないからです。

>
> On page 24 you say
> 'Now, natural selection favours replicators that are good at building
> survival machines, genes that are skilled in the art of controlling
> embryonic development'.
>
> Further, you say that 'The same old
> processes of automatic selection between rival molecules by reason
> of their longevity, fecundity, and copying-fidelity, still go on as
> blindly and as inevitably as they did in the far-off days'.

24ページで先生は、
「今では、自然淘汰は生存機械をつくることのうまい自己複製子に、
つまり、胚発生を制御する術にたけた遺伝子に有利にはたらく。」
とおっしゃり、
さらに、
「寿命の長さ、多産性、複製の忠実度によるライバル分子間の自動的
淘汰という同じく古いプロセスは、
今なお遠い昔と同様に盲目的に避けがたく続いている。」
とおっしゃっています。

>
> How do longevity, fecundity, and copying-fidelity lead to the evolution of
> genes involved in the control of embryonic development?
>
> The characteristics of longevity, fecundity, and copying-fidelity are
> totally unrelated to the control of embryonic development.
>
> Therefore, controlling embryonic development cannot be explained by
> natural selection.
>
> What is your opinion on this matter?

しかしながら、寿命の長さ、多産性、複製の忠実度がどうして胚発生を制御する
ように遺伝子を進化させたでしょうか?

寿命の長さ、多産性、複製の忠実度という特性は、
胚発生の制御とはまったく関係がありません。

よって、自然淘汰で胚発生の制御を説明することは出来ません。

この点についてはどのように思われますでしょうか?


> 6. On page 69 you mention the evolutionarily stable strategy.
>
> Here, I think we have to pay attention to the fact that 'A "strategy" is a
> pre-programmed behavioural policy'.
> (p.69)
>
> All of the examples of strategy written in this book are 'pre-programmed'.
>
> On the basis of the definition of 'pre-programmed', I cannot but say that
> the strategies had been devised before the process of natural selection
> began.
>
> What are your views on this?

69ページで、先生は、進化的に安定な戦略についておっしゃっています。

ここで、注目しなければならないと思うことは、
戦略は前もってプログラムされている、
ということです。

この本に書かれている戦略の例は、みな、「前もってプログラム」されています。

「前もってプログラムされている」という意味に基づいて考えてみれば、
戦略は、自然淘汰が始まる前に作り上げられていた、
と言わざるを得ないのではないでしょうか?

この点についてどうお考えになるでしょうか?



posted by pocs at 15:58| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月21日

リチャード・ドーキンス博士に質問のメールをお送りいたしました

リチャード・ドーキンス博士に質問のメールをお送りいたしました。


差出人 ********* M*****
宛先 richard.dawkins@oum.ox.ac.**
日付 2008/06/10 18:28
件名 I have some questions about ‘The Selfish Gene’.


Dear Prof. Richard Dawkins,

I have read your book titled 'The Selfish Gene'.
It was very interesting and I have learned many things.
I do, however, have some questions.

I would really appreciate it if you answered the following questions.


1. On page 15, you mention the birth of the replicator.

The problem here is that not only affinity adsorption but also breakdown is necessary to create copies.

The replicator cannot be constructed unless these 2 events occur in sequence.

If each building block only has the property of affinity, it would only be able to adsorb another building block but not break it down.

Because they are molecularly stable, the blocks will permanently exist in this attached state.

Therefore, I think that there is a discrepancy in your explanation regarding the existence of only an affinity property.

Further, I think that the existence of the replicator requires the simultaneous existence of the Splitter which splits them into the state that they existed in prior to adsorption.

What are your views in this regard?


2. On page 19, you mention that
'Other replicators perhaps discovered how to protect themselves, either chemically or by building a physical wall of protein around themselves.
This may have been how the first living cells appeared'.

Considering that only the chemical reaction occurs, the following statement holds true.
'The first survival machines probably consisted of nothing more than a protective coat'.

However, the presence of a protective coat would require extracellular interaction, and it would be impossible for replicators to replicate and multiply.

In the existing cell model, the cell membrane is closely associated with the intracellular functioning of the cell.

Without these functions, the protective coat would result in the death of the replicators, and the evolution process would have been terminated.

Therefore, from a scientific point of view it is clearly impossible for a structure like a cell, to form only as a result of a chemical reaction, as you say.

What are your views in this regard?



3. On page 21 it is mentioned that
'The original replicators may have been a related kind of molecule to DNA, or they may have been totally different. In the latter case we might say that their survival machines must have been seized at a later stage by DNA'.

I do not quite understand the sudden association with DNA in the present context.

Please can you clarify this?


4. On page 23 you mention that 'This brings me to the second important thing DNA does. It indirectly supervises the manufacture of a different kind of molecule-protein'.

Further, you add that 'Making proteins may seem a far cry from making a body, but it is the first small step in that direction'.

I think that there is a large gap in this logic because synthesizing foreign object, e.g. protein, does not contribute to replication directly.

At the very beginning, when proteins were first synthesized, the replication efficiency may have decreased; therefore, the DNA that was responsible for synthesizing these proteins may have been destroyed.

Therefore, it is practically impossible for DNA to synthesize proteins.

What is your opinion on this?


5. On page 23 you say
'The DNA instructions have been assembled by natural selection'.

However, this statement is misleading because natural selection cannot be used as an argument unless reference is being made to the development of the manufacture of bodies.

On page 24 you say
'Now, natural selection favours replicators that are good at building survival machines, genes that are skilled in the art of controlling embryonic development'.

Further, you say that 'The same old processes of automatic selection between rival molecules by reason of their longevity, fecundity, and copying-fidelity, still go on as blindly and as inevitably as they did in the far-off days'.

How do longevity, fecundity, and copying-fidelity lead to the evolution of genes involved in the control of embryonic development?

The characteristics of longevity, fecundity, and copying-fidelity are totally unrelated to the control of embryonic development.

Therefore, controlling embryonic development cannot be explained by natural selection.

What is your opinion on this matter?



6. On page 69 you mention the evolutionarily stable strategy.

Here, I think we have to pay attention to the fact that 'A "strategy" is a pre-programmed behavioural policy'.
(p.69)

All of the examples of strategy written in this book are 'pre-programmed'.

On the basis of the definition of 'pre-programmed', I cannot but say that the strategies had been devised before the process of natural selection began.

What are your views on this?


Yours Sincerely,



posted by pocs at 09:22| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月30日

Re:生物の雌雄は最初から、「雌が先」覆す発見

これは、生物の二性性相を示すすごい発見ですね。
良い記事を見つけてくださりありがとうございます。

また、性相の問題についてO先生の「ダーウィニズムを超えて」の第四章の「心と脳に関する新しい見解」に面白い内容がたくさんありますね。
https://book.kogensha.jp/ps/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1550

大脳生理学者のエックルスの見解は非常に面白いですね。
「唯物論者の考えでは独自性の経験を説明できないので、私は自己あるいは魂の独自性を超自然的な創造に帰することを余儀なくされる。」
「神の創造を必要とするのは独自の個性の中核の確実さである。それ以外の説明、例えば途方もなく当てはまらない宝くじの性質をもつ遺伝的独自性も、人の独自性を決定するものでなく、単に修飾するだけの環境による分化も説明の任に堪えない。」

O先生のまとめた内容のさらにポイント部分を列記すれば、心と脳の問題において性相と形状の二性性相を主張することが適切であり、その根本に絶対者たる神様を主張することの妥当性をより分かりやすく説明可能かもしれません。



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2010年07月22日

生物の雌雄は最初から、「雌が先」覆す発見

読売新聞に、「生物の雌雄は最初から、「雌が先」覆す発見」と題して、生物の雌雄は最初からあったという記事が載っていました。
(2010年4月18日00時07分 YOMIURI ONLINE)

雄は進化の過程で生まれたとするこれまでの仮説を否定し、最初から雌雄が存在したことを立証したものです。

二性性相の相対的関係を実証するものとして注目されますね。

ごく初期の生物で、すでに雄と雌それぞれに特有の遺伝子が複数存在していたことを、東大の野崎久義先生を中心とする研究グループが突き止めたそうです。


ゲノム解読がはじめて明かすメスとオスへの進化 - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2010/16.html

「メスは単なる性の原型ではなく、メスへの進化には、メスらしさをもたらす遺伝子群の新たなる獲得が必要であったことが示唆される。」

「同型配偶からメスとオスの性をもつ卵生殖に至る進化の根本原因が両性で特異的な遺伝子群を新たに獲得したことを初めて明らかにした。」

「このことは雌雄の性に関する根本的な概念に影響し、生物学のみならず、様々な学問分野に大きく浸透するものと思われる。」



posted by pocs at 11:33| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

Re:Re:Re: 利己的な遺伝子 進化論の間違った説明

> 結局、デザインが生まれる理由は「THE BLIND WATCHMAKER」のアバウトな説明になるのだと思いますが、
> http://www.amazon.co.jp/dp/4152078111/
>
> あの説明は外的なデザインなら偶然に一つや二つできるかも・・という錯覚を起こさせるぐらいで、まして機能や目的性が生じるなどということはとっても言えない科学には程遠い比喩的?説明ですね。
>
> 同時には通常なりたたないいくつかの問題がどうしてもでてくるでしょう。
> それを超えるには創造的な四位基台構造を考えなければ不可能であり、そういう発想を持たない限り一歩も進めないと思います。


ブラインド・ウォッチメイカーの論述は、
いいところまで行っているけれど決定打に欠ける、
という感じですね。

なので、それっぽく見える、
なんだかそうかもしれないという気にさせる、
というところまでしか行きません。

結局、不可能なことをあたかも可能なように
オブラートに包んでいるだけに過ぎません。



posted by pocs at 08:47| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

Re:Re: 利己的な遺伝子 血縁淘汰説

> 利他的な遺伝子があれば、その遺伝子頻度は増えるだろう、と言っているにすぎないわけです。


補足しますと、
利他的にふるまう遺伝子の存在が先にあるということです。

しかも、その遺伝子は利他行動を受ける側の個体にもあるのでなければ、このハミルトンの法則は成り立ちません。

したがって、この遺伝子が最初に広がっているわけですから、他の個体の淘汰は関係ありません。

すなわち、自然淘汰とは無縁のものであり、また、自分が繁栄することなど考えてもおらず、自動的に繁栄していくわけですから、

血縁淘汰説の意味するところの遺伝子は、まさに、「情けは人の為ならず」のことわざ通りの「為に生きる遺伝子」だと言えると思います。


血縁選択説 - Wikipedia



posted by pocs at 06:13| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする