2007年01月25日

ひも理論

Kさんからお借りしている「エレガントな宇宙」は、あともう少しで読み終わりそうです。

この本が取り上げている「ひも理論」というのは、量子を、点ではなく「ひも」のような存在として捉える理論であると同時に、次元の問題が深く関わっている理論だということがわかりました。

相対性理論には特殊相対性理論と一般相対性理論とがありますが、
光速度不変の原理から導かれる特殊相対性理論が等速度で移動する観測者どうしの間に成り立つものであるのに対し、
一般相対性理論は重力加速度という加速度を組み入れた理論で加速度がある観測者どうしの間にも成り立つものであります。

しかし、重力で引き合うものどうしが離れている場合は問題ないのですが、どんどん近づいて量子力学の適用範囲にまで近づくと、相対性理論と量子力学が両立しない破局が生じてしまう、とのことでした。

この間を取り持つことができる理論が「ひも理論」だとのことです。

また、相対性理論によって、空間次元と時間次元は並列化して4次元と捉えることができるようになりますが、
この世界は11次元なんだという話を前に聞いたことがありました。
これは、実は「ひも理論」で言っていたことだったのですね。



posted by pocs at 06:10| Comment(0) | ひも理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする