2012年06月24日

Re:Re:Re:若者として創造目的学会に期待すること

I です。

インテリジェントデザインは村上博士の「陽気ぐらしの遺伝子」と言う本でも紹介されています。

陽気ぐらしの遺伝子 | 村上 和雄 |本 | 通販 | Amazon


内容的には、分子生物学で発見されたその複雑性は進化論では到底説明できず「知的存在」が関わったに違いないとしてダーウィンのブラックボックスが開けたとする理論だとして、タイムズ紙でもID論は科学としては未熟だが進化論も一種の信条になっていると結論付けているとアメリカの論争を紹介している。

また、ダーウィンの自然選択説を紹介し
1.生物は多くの子をつくり、それらの個体間には形質に違いがある(変異)。
2.個体間には、食物や空間をめぐって競争が起こる(生存競争)。
3.生存競争の結果、環境に適応したものがより多く生き残る(適者生存)。
4.生存個体の変異が子孫に伝えられ、長い間に変異が積み重ねられ、異なる種となる(進化)。

この自然選択説は生物個体は自分中心に生き残ろうとする性質があることを前提としているから、これで説明できない進化として「利他行動」の進化があったとして、
その疑問の一つに解答を与えたのがウイリアム・ドナルド・ハミルトンの「血縁淘汰説」であり、「生物は種族を維持・繁栄させることに生存理由がある」として、働き蜂が自ら直接生殖に関わらずに一族の為に働くのは自分と同じ遺伝子を持つ女王蜂が多くの子孫を残せば、そのような意味での利他的行動の遺伝子は自然淘汰説と同様の意味で継承されるという理論であるとする。

さらにリチャード・ドーキンスは「利己的遺伝子説」で生物が遺伝子をコピーする乗り物に過ぎず、コピーを残すのに効率の良い優れた「乗り物」を作り出す遺伝子が、結果として今日まで存続したとする説を提唱したとする。

これに対して、村上博士は天理教の信仰の立場から、この理論では私たち人間は遺伝子を次世代へ渡すためだけの「心」の抜け落ちた遺伝子が生命の主体ということになりかねないとして、お道の教えの「互い立てあい助け合い」「人を助けて、わが身助かる」という「陽気ぐらし遺伝子」が備わっていることを科学的に証明する必要があるとして、科学者としてその存在を確信しているとする。



posted by pocs at 07:16| Comment(0) | 創造目的学会の使命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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