> 私も大学で精密機械工学を学んだので、ある程度の察しはつきます。
> 創造目的的観点からは、個体目的と全体目的という概念が適用できるのではないか、と思います。
> すなわち、これまでの工業においては品質といえば個体目的だけを言っていたように思います。
> 車にしても、たとえば、排気ガスを排出しても安定した走行が出来れば品質としてはOKという時代がありました。
> しかし、環境保全という全体目的が意識されるようになってきたということが言えると思います。
> 神様がおつくりになった被造物は実に見事ですね。
> 100%リサイクル可能で、無公害ですものね。
> 人間が作るものもこうあらねばならないと思います。
環境保全というと「千年持続社会」(社団法人資源協会編)という本を少し前に購入して少しずつ読んでいます。
あと、お爺さん、お婆さんから、子供まで家族で和動できるそういう文化がこれからより受け入れられるのでしょうね。
任天堂のWiiがゲーム機としてヒットしたのも個人ではまりやすいゲームと言う世界を家族の楽しみという場に変えたことからによるものと思います。
いままでの品質は確かに個体目的が中心でしたが、これからより全体と個体が結びつくそういう品質が求められますね。
ISOでは文先生が毎年年頭標語を掲げるように品質方針を会社の経営方針とすることが求められますが、バブルのような弾けてしまう幻影のような経営でなく、より根のある本然的経営が求められる時代になると思います。
ラベル:千年持続社会 全体と個体が結びつく品質