2008年08月01日

言語の起源と人間性の起源(3)

[http://pocs.seesaa.net/article/430078743.html]の続き

また、構成的アプローチは、前適応説に基づく不可避的なアプローチだそうですが、
言語と関係なく進化した動物的諸機能が「なんらかの理由で融合し言語になった」
と考えるのは、ほとんど思い込みの解釈で、
それで人間性を問うというのは、非常に無理がありますし、人間をいびつに捉える誤解を招きかねないと思います。

生物は、
「ヒトとマウスでは、FOXP2のアミノ酸は3つしか違わない」
というようなことからも、
言語獲得の方向に向かってかなり以前から進化してきたことがうかがわれ、
言語と関係なく進化してきたのではないと思います。

言語と関係ない段階の生物においてすでに言語獲得に向けた進化がかなり進んでいたという事実は、
その背後に、言語のロゴスを抱いて存在世界を創造なさった絶対者の存在を意識せざるを得ませんし、
その言語をついに持つに至った人間こそ絶対者が待ちに待った子たる存在である、
ということがもっとも究極的な人間性の起源であろうと思います。



posted by pocs at 06:43| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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