2008年06月08日

Re:全天使の長であったルシファーの語源である「明けの明星」すなわち金星

> 明けの明星とは、その名のごとく、夜明け前にひときわ輝いて見える星であり、
> アダムが現れ神様の創造目的が成就される前にひときわ輝いて見える
> 天使長をまさに象徴するがごとく、神様が存在せしめた星であると思います。

> この金星は、地球と双子のようだといわれるほど、
> 大きさや地表の様子が地球とよく似ております。

確かに金星は地球と非常に近い星ですね。
ただ、そこに水と生物がいないという点を除けば、


> これもまた、天使が人間と同じ霊的存在であることを象徴しているかのようです。

野村健二先生の「浅見教授の批判に答える」の
天使、堕落論、本来はこのように乗り越えるべきでなかったか
などを論じた内容は、50ページ以上にものぼり、
その内容は外典、教父文書、コーランなどの内容も紹介した非常に詳細な論文です。

批判に答えるという形でなく冷静な文調で自然な感じに結論を述べるような形にしていればおそらく学術的にも充分通用する内容で、批判に答えるで終わらせてしまってはもったいない内容です。


はじめの人間と天使の相違を原理的に述べた内容を紹介します。

「人間と天使の本質的相違

この天使の問題を考えるにあたっても、統一原理の「父母」(陽性と陰性)と「霊肉」(性相と形状)のパラダイムは非常な威力を発揮する。

なぜなら、このパラダイムによってはじめて、
神、人間、天使三者間の関係がきわめて明確に把握できるものとなるからである。

すなわち、人間は本来、神により、「神のかたち」、神の実子として、神に直接的、全面的に相似して造られた形象的実体対象であるのに対し、

天使は神の使い、人間の僕として、他の万物と同様、人間の構想を標本として、神に間接的、部分的に相似したものとして造られた象徴的実体対象だと見るのが、統一原理の基本的見解であるが、

この人間と天使の本質的相違が、「父母」「霊肉」のパラダイムによってこの上もなく明確に浮き彫りにされてくるのである。

すなわち、神はご自身のうちに陽性と陰性の相対性を備えておられて、人間のまことの「父母」であり、「霊肉」両面を具備された存在であるが、

天使は、統一原理によれば、人間に似せて性が与えられてはいるものの、肉を有しないために、繁殖もできず、有形実体世界(物質世界)を主管することもできない。

すなわち、「父」の面だけ、「霊」の面だけしか備えていない存在である。

(この天使観は、キリスト教の伝統的神学の、神を「父」「霊」とのみ見るパラダイムとたまたま似ている。
ただし、統一原理は、天使はまさしく「父」「霊」だけの存在であるが、神は「父母」「霊肉」両面を有する存在であると見、その点で大きなパラダイム的飛躍がある。)

したがって、人間には個性完成(神と完全に相似するものになるということ)、子女繁殖、万物主管の祝福が与えられているが、
天使には神と同質のものとなる可能性が与えられておらず、とくに子女繁殖、万物主管の祝福が与えられていないという点で人間と本質的な相違があり、
この点に天使が人間とみずからを比較して「愛の減少感」 (嫉妬)を感ずる根本的な理由があると見られるのである。」



posted by pocs at 06:58| Comment(0) | 道徳と家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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