2008年01月08日

金剛界曼荼羅 続き(2)

(6)一印会

この区画にくると、大日如来の姿だけが大きく描かれる。
すべての智恵の働きが、大元の大日如来一点に帰することをここで再確認させ、またそれが「唯一仏」の姿で顕現することを教えている。

神は唯一であることを示し、すべての創造本性は神の愛の遍在性からくるものであることを再認識させる。


(7)理趣会
(1)〜(6)の区画では「如来」の段階の智恵が示されていたが、

この区画は「菩薩」の段階で大日如来の智恵の顕現の仕方が示される

欲望や渇望は滅却するのが悟りであると理解されることが多いが、

密教では、仏に近づくためには人間がもっている欲望や渇望はもともとは清いものであり、方向性を変え、より高い段階に昇華させることが真の智恵であるという独特の考え方を持っている。

それがこの区画に示されている(これは『理趣経』という経典に依拠したものである)。

ここでは、統一原理が、欲望は幸福を実現するためにあり、義を指向する欲望を行えば善なる結果となり、不義の欲望を行えば悪なる結果が出ると理解し、
さらに根本的な表現をすれば、同じ欲望も、創造目的実現のために行えば善となり、創造目的を破壊する行為につながれば悪となる、と理解するのと同様であり、
神を中心として方向性を変え、正しい位置を取り戻すならば、すべては創造本性である、
ということを示していると思われます。





ラベル:金剛界曼荼羅
posted by pocs at 06:59| Comment(0) | 時空を超越した世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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