2007年09月15日

Re:空海の思想についてを読んで

> >統一原理の四位基台に存在する神の遍在性に近い
> >大日如来の遍在性とも言える内容があったり、
>
> この点を、説明いただけますか?
> 偏在性が四位基台とどう繋がるのか?
>
> それでは、よろしくお願い申しあげます。

詳細な説明は原理講論の「万有原力と授受作用および四位基台」と「創造目的」の中にある内容であると思いますが、私の感想を踏まえて書いてみます。


統一原理では、人間は神の愛の形をそのまま形象的に実体化した存在であり、万物は象徴的に実体化した存在であるので、それぞれ形象的個性真理体、象徴的個性真理体と呼んでいます。
この時点で双方は神の心情を中心とした顕現であることを意味すると思います。

個性真理体は相対的授受相関対応説でも説明したように創造目的を中心に授受作用することによって成立します。
万物の場合は神の創造された二性性相でできたロゴスに神の心情の衝動力(愛)が加わることによって授受作用して四位基台が成立し存在を維持しています。また、被造物はロゴスで造られロゴスは神の不変性、超越性、完全性などが反映された知恵で造られ、そこに神の愛が与えられて授受しているのだから、それは密教でいえば如来を中心とした曼荼羅世界に例えることができます。

原理講論に「人間が存在して、被造物を形成しているすべての物質の根本とその性格を明らかにし、分類することによって初めて、それらはお互いに、合目的的な関係を結ぶことができるのである。物質から形成された人間の生理的機能が、心の知情意に完全に共鳴するのは、物質もやはり、知情意に共鳴できる要素をもっているという事実を立証するものにほかならない。人間は、このように、被造世界の中心として創造されたために、神と人間が合性一体化した位置が、まさしく天宙の中心となる位置なのである。」とあります。

人間が三大祝福を完成すれば神様の心情を宿した人間を中心として実体的に神様が被造世界(天宙)をすべて主管されることにもなり、このようにして神様は内外ともに運行して一切の被造物の存在様式の中に遍在されます。
これは、密教的に言えば、如来を中心とした曼荼羅世界が地上天上世界すべてのあり方に実現するということになります。このような世界を原理では天国というのではないでしょうか?



posted by pocs at 06:25| Comment(0) | 神様と天使と人間の関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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