2007年06月24日

創造目的を中心とした種分類が必要?

生物学においても生物の種を分類しようと努力がなされてきたが、「聖書」の言う「種類に従って」の種が何であるかを明確にはできなかった。

それは外形から判断しようとしたからであるが、非常に難しい問題ではあると思います。

「マクロ進化と全生物の系統分類」の内容をあげてみます。
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102157787/subno/1


 ■種とは何か
「すべての生物学は種を単位にして構築されているといっても過言ではない.」

「種という言葉のもつ2つの異なる意味を区別する必要かある.すなわち「分類群としての種]と「分類カテゴリーとしての種」である.」

「たとえば背骨をもつことで特徴づけられて他と区別されるような生物の集まりは「脊椎動物」という分類群である.」

「ではどんな分類群を「種」という分類階級に当てはめるべきであろうか.
逆に,「種」という分類階級に割り当てられるべき分類群が共通してもっている性質はあるだろうか.」


「鳥類学者のマイア(E.Mayr)は1940年代に「生物学的種概念」を提唱した.
生物学的種概念においては,「種」分類階級に割り当てられるべき分類群の構成メンバーは互いに交配可能だが,「別種」のメンバーとは生殖的に隔離されている.」


「この考え方に従うと「脊椎動物」は種分類階級に当てはめるには相応しくない.たとえばメダカとネコがたがいに交配できるわけではない.これに対して「柴大」と「シベリアン・ハスキー」は交配可能である.したがってそれらは生殖的に隔離されてはいない.」


「比較しようとする2つの生物群が同種かどうかを判断するうえで生物学的種概念を実際に適用する場合には,それらの間での生殖隔離の有無を観察することになる.」


「しかし,これが可能なのは調べようとする2つの生物群が自然条件下で同時かつ同じ場所(同所的)に生息している場合に限られる.」

「そこで,空間的・時間的に異なる生物個体どうしが同種か別種かを判断するには推測に頼るしかない.
推測に用いられる判断材料は,(1)形態―とくに生殖にかかわる器官,(2)生態的情報,(3)人為的な交配実験の結果,などである.
ただし交配実験によって生存力と妊性のある雑種が得られたとしても,その両親が同種であるという結論に直結するとは限らない.自然状態では決して交配しない2つの「種」の間でも,人為的な実験環境下では容易に交配してしまい,妊性のある雑種が生じる例が数多く知られているからである.」


「生殖隔離が不完全な状態で2つ(またはそれ以上)の集団が隣接して分布している場合,個々の集団を「半種]とよび,それらの集団を全体として「上種」とよぶことがある.上種を構成する個々の半種は,生物学的種概念を適用しても同種・別種の判断ができない.」


「生物学的種概念は有性生殖する生物にしか当てはまらない.」

「細菌は分裂によって無性的に増殖するため,ある分類群を「種」の階級に当てはめるべき客観的な基準が存在しない.」


「このように,生物学上「種」とよばれているものの「あり方」はさまざまであり決して一様ではない.また,個々の「種」の間が常に明瞭に分けられるとは限らない.すなわち,自然の中には本質的に分けられるかどうかわからないものが存在しているようだ,ということがわかり始めたわけである.分類学の結果は仮説的である.生物学者は操作上の都合から仮説的にそれらを離散的な枠組みに当てはめて対処しているのである.」


これらを統一思想から見るならば、生物を創造目的を考えず一律に見すぎたという側面に問題があると思われます。





ラベル:種分類
posted by pocs at 07:43| Comment(0) | 共生理論と創造目的の世界観 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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