少々私の勘違いがあったように思います。
松原助教授が言いたかったことは、
「正確には、光速を超えて情報が伝わってはならない、という言い方の方がより正しいのです。この正しい理解をしていれば、遠方の銀河までの距離が光速を越えて増えていると言われたからと言って、驚く必要はありませんね。」
という部分なんだと思います。
ですから、時空が膨張するといっても、物質を抜きにして時空が存在するということを言っているわけではないように思います。
時空は物質間の位置関係(距離)によって決定されるもので、
双方が光速を超えて離れて行っている場合もある、
しかし、この場合、お互いを見ることができないので相対性理論と矛盾しない、
ということだと思います。
松原助教授が、「銀河が相対的に遠ざかるということ」と言った意味は、たぶん、お互いに見ることができる状態のことを言ったのでしょう。
ラベル:宇宙膨張