2012年03月25日

統一思想の効果価値説と品質 2

この性相面の使用価値とは品質管理で言う品質と非常に似通っています。

品質とは、「製品やサービスが使用目的をどのように満たしているかを決定するための評価の対象となる固有の性質・性能全体をいいます。」(品質管理教本 日本規格協会 引用)


そして、統一思想では、このような使用価値を実現する手段が労働であるとし、
商品の価値はどのように決定されるかと言うと、

「交換価値とは、商品に投入された創造力の成果に対する評価量、すなわち商品の効用を実現した創造力に対する評価量である。

この評価量は、生産者の立場から見れば、効用を実現したことに対する報酬として、収入に対する期待(満足量)を表したものであり、消費者の立場から見れば、使用価値が与える満足感(効用)に基づいて謝礼(感謝量)として表したものである。

そして両者間の調節によって決定されるものである。このように商品の価値は、商品を中心として、生産者(または所有者)と消費者の間の授受作用によって決定される。」

としています。



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2012年03月21日

統一思想の効果価値説と品質

Iです。

「頭翼思想時代の到来」には下記のように書かれています。
これは労働価値説の代案として統一思想の立場から述べたものですが、
すこし感じるものがあったので投稿します。

統一思想の効果価値説

「マルクスは労働の二重性と商品の二重性をとらえたが、統一思想においても労働の二重性と商品の二重性を主張する。
しかしマルクスの場合とは、その視点が全く異なる。すべての存在には、性相すなわち内的な、機能的な側面と、形状すなわち外的な、形態的、物質的な側面があるが、性相が主体、形状が対象である。
労働力すなわち創造力には、性相としての創造性と、形状としての体力があるが、この体力がマルクスのいう抽象的人間労働に相当する。
そして創造力が体化したものが商品であって、商品は性相としての使用価値(有用性)と、形状としての形態、構造、材料からなるのである。そして商品の使用価値が消費者に効用を与えるのである(図3―3)。なおここでいう効用とは、限界効用の意味での効用である。



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2012年03月17日

Re:Re:若者として創造目的学会に期待すること

科学に対する見方を改革したという点では、
創造目的学会は一つの責任分担を果たしたと言うことが出来ると思いますが、
これからは具体的な問題に対する対策案を提示していくということですね。

創造目的学会が出てくるまでは、進化論とかに対しても
何とかしなければならない、だけどどう言ったらいいかわからない、
という感じが全体的な雰囲気だったと思います。

でも、相対的関係がなければ繁殖・進化は出来ないんだ
ということを示してからは
全体的な雰囲気が変わってきたと思います。


多くの科学者が相対的関係・授受作用という観点から物事を見つめるようになりましたし、
統一思想シンポジウムにおいては、ID理論に対しても相対的関係・授受作用の観点から展開していくべきではないかという意見が多く聞かれました。

こういう意味において、
創造目的学会は一つの使命を果たしたといえると思いますが、
さらに進んで社会に対して具体的な解決方案を提示していくということは十分可能なことだと思います。



posted by pocs at 13:42| Comment(0) | 創造目的学会の使命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月14日

Re:若者として創造目的学会に期待すること

Iです。

久々の投稿です。

神様を中心とした世界とは、その目指すものは、
その世界観はいかなるものかを具体化していき、
見えるようにしていくことが
創造目的学会において必要なことと感じます。

より具体的な現実解決案を提示できれば、
創造目的学会は意義のあるものになるかもしれません。



posted by pocs at 20:56| Comment(0) | 創造目的学会の使命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

若者として創造目的学会に期待すること

Mです。

昨日は、S先生のご紹介で、若いS君にお会いしました。

創造目的学会にとても関心を持ってくださり、
若者として創造目的学会に期待することは何かを話してくれました。

若者としては、
統一原理を知らない場合と比べて
統一原理を知っていることで
どのようなよいことがあるのか、
例えば何かを解決できるとか、何かに打ち勝つことが出来るとか、
生活の中で統一原理のよさを感じたい、
というようなことを言っていました。

私は彼らを守りたいという思いがありますから、
これからの創造目的学会の活動に彼らの声を反映させていくことは
とても重要だと感じ、いいアドバイスを得ることが出来たと思いました。

一方において、この世は間違っているということも話しました。
今の世の中はすべてが反対になっています。
それでこの世を変えていかなければならないということも話しました。
若者たちが、この世に負けず、この世を変革していくための、
支えにもなっていきたいと思います。



ラベル:統一原理 この世
posted by pocs at 15:56| Comment(0) | 創造目的学会の使命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月06日

Re:Re:唯物論では説明できないもの

創造性ということを言っていましたら、
Sさんから送っていただいたもう一つの資料である
S先生の発表資料は
「統一医学の定立とその展開
 〜脳科学の観点からみた「創造性」について」
でした。


読んでいて思ったことは、
創造性は脳内における情報の伝達作用では説明できないだろう
ということでした。

ラジオにしてもコンピュータにしても情報の伝達はなされますが、
それで意識が生まれるということはありません。
物質の中を流れる情報波は100%それを送受信する物質に起因しており、
100%解析可能です。
ですから創造性という解析不可能な要素が入る余地はないと思います。

むしろ、創造性とか自我意識とか、そして価値の認識といったものは、
神と人間との父子の関係に起因するものだとしか言えないのでは
ないだろうかと思いました。

またそれをエネルギーと呼ぶならば、そのエネルギーは明らかに
物質に起因するエネルギーではないと言えると思いました。



posted by pocs at 22:52| Comment(0) | 進化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする