2011年03月17日

Re:曼荼羅についてのお尋ね

> Mさん、Iさん、創造目的学会の皆さんこんにちは。
> 豊島区の方のSMです。
> 貧乏暇なしで、皆さんの投稿を読むだけの日々が続いております(もうしばらく、この状態が続きそうです。お許し下さいませ)。


お久しぶりです。お仕事のほう、頑張っていらっしゃいますね。
それでもいつも読んでくださっているとのこと、心から感謝いたします。


> さて、最近ふとしたことで空海に関心が及び、色々書物を尋ねています。2・3疑問が起きましたので、皆さんにお尋ねしたくこのように投稿しています。
> @密教では胎蔵界曼荼羅を女性、金剛界曼荼羅を男性と
>  説いているがこれは逆なのでは?


対象性と主体性からそのように説かれているのだと思います。
胎蔵界には対象的性格があり、金剛界には主体的性格があります。

しかし、私が思いますには、この曼荼羅における主体・対象は、
絶対者との関係における人間・世界の主体性・対象性です。
なので、本来、男性・女性で分けるものでもない感じがします。


> A密教の修法では、身口意の三密に即身成仏の最大の秘儀
>  があると説いているがこれは果たしてモデル化(一般化)
>  が可能なものなのか?
>  また、どういったメカニズムになっているのか?


身口意の奥義は、悟りの境地・完成に至るために、
修行者の身口意と絶対者の身口意を一致させるところにあります。
身口意はそれぞれ、体、み言、心を表していますので、
神様(のみ言)を中心として心と体を一体化させ個性的四位基台を完成させる
というように原理的に解明することが出来ると思います。


> B上記に関連するが、「印(ムドラー)」と「チャクラ」の
>  関連については?
> C桂昌院が宗覚に書かせた「元禄両界曼荼羅」の画像から伝
>  わる霊的雰囲気は随分ステージが低いと感じる。他の機会
>  で見た別のものは、例えば大日如来では威厳、慈悲、神聖
>  において隔絶の感があった。空海以後、密教の大成者が
>  現れていないようだが、関係があるのでは?


この2点については私はよく知りません。
以上、ご参考になれば幸いです。



ラベル:曼荼羅
posted by pocs at 10:36| Comment(0) | 時空を超越した世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月04日

Re:曼荼羅についてのお尋ね

SM様、「POCS」MLの皆様
SKです。
いつも、お世話様です。

SM様の投稿Cに対して回答させていただきます。

C桂昌院が宗覚に書かせた「元禄両界曼荼羅」の画像から伝
 わる霊的雰囲気は随分ステージが低いと感じる。他の機会
 で見た別のものは、例えば大日如来では威厳、慈悲、神聖
 において隔絶の感があった。空海以後、密教の大成者が
 現れていないようだが、関係があるのでは?

空海の法灯は、中興の祖、覚鑁に至り、浄土思想が空海密教に取り入れられました。
ここで、空海密教は長成期に至ったと思っております。
覚鑁は、真言宗智山派、豊山派の開祖ですね。



posted by pocs at 16:59| Comment(0) | 時空を超越した世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月01日

曼荼羅についてのお尋ね

Mさん、Iさん、創造目的学会の皆さんこんにちは。
豊島区の方のSMです。

貧乏暇なしで、皆さんの投稿を読むだけの日々が続いております(もうしばらく、この状態が続きそうです。お許し下さいませ)。

さて、最近ふとしたことで空海に関心が及び、色々書物を尋ねています。2・3疑問が起きましたので、皆さんにお尋ねしたくこのように投稿しています。

@密教では胎蔵界曼荼羅を女性、金剛界曼荼羅を男性と
 説いているがこれは逆なのでは?

A密教の修法では、身口意の三密に即身成仏の最大の秘儀
 があると説いているがこれは果たしてモデル化(一般化)
 が可能なものなのか?
 また、どういったメカニズムになっているのか?

B上記に関連するが、「印(ムドラー)」と「チャクラ」の
 関連については?

C桂昌院が宗覚に書かせた「元禄両界曼荼羅」の画像から伝
 わる霊的雰囲気は随分ステージが低いと感じる。他の機会
 で見た別のものは、例えば大日如来では威厳、慈悲、神聖
 において隔絶の感があった。空海以後、密教の大成者が
 現れていないようだが、関係があるのでは?

SK様が空海にお詳しいと存知あげております。
お忙しくなければ色々教えて頂きたいと思っております。



posted by pocs at 10:59| Comment(0) | 時空を超越した世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする